真・秘湯めぐり JK若女将・伊織~悔しげに羞じらい緩む身八つ口
椿伯母さんの経営する「旅亭・桂城荘」には連日怖い人たちが来てワーワー怒鳴りまくっている。そこに現れたのが彼だ。探偵なんだって……。お部屋を仕事場代わりに使っていて、椿さんとも顔見知りの雰囲気。JCの頃、母の男探しのために残されたわたしを、からかいながら相手してくれたお調子者。都会から古びた街に来て楽しみもなかったわたしの息抜きにはちょーどよかったけどね……いつもからかってくる、そんな彼に、私の気持ちは少しだけ……ほんのちょっぴりだよ。へへ……バカみたいだよね。